【初心者向け】投資信託とETFの違いを徹底解説!高配当株投資ならどっち?

ナナ

こんにちは。ナナです。
このブログでは、新NISAを使った投資について基本から分かりやすく紹介していきます。
自分の未来は自分で切り開く、その一歩を一緒に踏み出しましょう!

「投資を始めたいけど、投資信託とETFって何が違うの?どっちを選べばいいか分からない…」

そんな悩みをお持ちのあなたへ。

この記事では、投資信託とETFの違いを、初心者の方にも分かりやすく解説します。

特に、高配当株投資に焦点を当て、どちらがおすすめなのか、メリット・デメリットを踏まえて徹底的に比較していきます。

この記事を読めば、あなたにぴったりの投資方法が見つかるはずです。

ぜひ最後まで読んで、投資の第一歩を踏み出しましょう!

投資信託とETF、分かりやすく解説!

投資信託とETFはどちらも、複数の株式や債券などを詰め合わせた金融商品で、「ファンド」とも呼ばれます。

しかし、その仕組みや特徴には大きな違いがあります。

投資初心者の方は、これらの違いを理解せずに投資を始めると、思わぬ損失を被ってしまう可能性も。

そこで今回は、投資信託とETFの違いを分かりやすく解説していきます。

投資信託とは? あなたの代わりにプロが運用!

投資信託とは、簡単に言うと「プロの投資家に、あなたのお金を代わりに運用してもらう商品」のことです。

あなたは投資でお金を増やしたいけれど、自分で株や債券を選ぶのは大変、という場合に最適です。

プロの投資家に運用を任せることで、手間をかけずに投資を行うことができます。

投資信託では、複数の人からお金を集めて、大きな資金で運用することで、1人では買えないような高価な株や債券にも投資できます。

ETFとは? 株式のようにリアルタイムで売買!

ETFとは、 **「Exchange Traded Funds」の略で、日本語では「上場投資信託」**と呼ばれます。

ETFは、証券市場に上場しているため、株式と同じように証券会社を通じてリアルタイムで売買することができます。

【投資信託・ETFと個別株投資、結局どっちが儲かる?億り人になるための最適戦略を徹底解説!】

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投資信託 vs ETF 徹底比較!

それでは、投資信託とETFを以下の6つの項目で比較していきましょう。

  1. 購入方法
  2. 価格の決まり方
  3. 注文方法
  4. コスト
  5. 機能面
  6. 分配金再投資

1. 購入方法:どこで買える?

項目投資信託ETF
購入場所証券会社、銀行、郵便局など、ファンドによって異なる証券会社
購入方法販売会社を通して購入証券会社の口座を開設して売買

投資信託は、銀行や証券会社など、様々な金融機関で購入できます。

ただし、購入できるファンドは販売会社によって異なります。ETFは、証券会社で口座を開設することで購入できます。

株式と同じように、証券市場が開いている時間帯に売買することが可能です。

2. 価格の決まり方:どうやって決まる?

項目投資信託ETF
価格の決まり方1日1回計算される「基準価格」で取引リアルタイムに変動する「市場価格」で取引

投資信託の価格は、1日1回計算される「基準価格」で決まります。

基準価格は、ファンドが保有する資産の時価総額に利息や分配金をプラスし、運用コストを差し引いた金額を、一口あたりの金額に直したものです。

ETFの価格は、株式と同じように、証券市場で需要と供給のバランスによってリアルタイムに変動する「市場価格」で決まります。

3. 注文方法:どうやって注文する?

項目投資信託ETF
注文方法口数指定または金額指定指値注文または成り行き注文

投資信託は、「口数指定」または「金額指定」で購入します。

  • 口数指定: 購入したい口数を指定して注文します。
  • 金額指定: 購入したい金額を指定して注文します。

ETFは、株式と同じように、「指値注文」または「成り行き注文」で購入します。

  • 指値注文: いくらになったら買うか、値段を指定して注文します。
  • 成り行き注文: その時の市場価格で買うという注文方法です。

4. コスト:手数料は?

項目投資信託ETF
購入時手数料ファンドまたは販売会社によって異なる。無料の場合もある証券会社によって異なる売買手数料
保有時手数料信託報酬信託報酬
売却時手数料信託財産留保額がかかる場合がある証券会社によって異なる売買手数料
  • 投資信託は、購入時に「購入時手数料」がかかる場合があります。また、保有中は「信託報酬」という手数料が毎日発生します。さらに、売却時に「信託財産留保額」という手数料がかかる場合もあります。
  • ETFは、購入時と売却時に、証券会社が定める「売買手数料」がかかります。保有中は、投資信託と同じように「信託報酬」という手数料が毎日発生します。

5. 機能面:自動積立や分配金再投資はできる?

項目投資信託ETF
自動積立多くの投資信託で設定可能一部の証券会社で設定可能
分配金再投資多くの投資信託で設定可能自分で再投資する必要がある
  • 投資信託は、多くの場合、自動積立を設定することができます。毎月一定額を自動的に積み立てることができるので、手間をかけずにコツコツと投資を続けることができます。
  • ETFは、投資信託と比べて自動積立に対応している証券会社が少ないのが現状です。ただし、証券会社によっては、自動定期買付サービスのようなものが用意されている場合があります。
  • 投資信託では、分配金を自動的に再投資する設定が可能なものが多くあります。分配金再投資を利用することで、複利効果を最大限に活かすことができます。
  • ETFは、分配金を自動的に再投資することはできません。分配金を受け取ったら、自分で新たに買い付け注文を出す必要があります。

6. メンタル面:価格変動に振り回される?

項目投資信託ETF
メンタル面価格変動が翌日にならないと分からないため、精神的に楽リアルタイムで価格変動が分かるため、精神的に辛いことも
  • 投資信託は、価格変動が翌日にならないと分かりません。そのため、日々の値動きに一喜一憂することが少なく、精神的に楽に投資を続けることができます。
  • ETFは、リアルタイムで価格変動が分かります。そのため、価格が下がっているのを見ると、どうしても不安になって売却したくなってしまうことがあります。

高配当株投資ならETFがおすすめ!その理由とは?

高配当株投資の目的は、**「安定した配当金収入を得ること」**です。ETFは投資信託と比べて手数料が安いことが多いので、より多くの配当金を受け取ることができます。

もちろん、投資信託にもメリットはあります。自動積立や分配金再投資が簡単に設定できる点や、日々の価格変動に振り回されにくい点は、投資初心者の方にとって大きなメリットと言えるでしょう。

投資信託とETF、それぞれのメリット・デメリットを理解して使い分けよう!

投資信託とETF、どちらが良いかは、投資スタイルや性格によって異なります。

  • 投資初心者の方や、手間をかけずにコツコツと投資を続けたい方は、投資信託がおすすめ
  • 手数料を抑えて、より多くの配当金を受け取りたい方は、ETFがおすすめ
項目投資信託ETF
メリット* 少額から投資できる
* 分散投資でリスクを抑えられる
* 手間がかからない
* 自動積立・分配金再投資がしやすい
* 法律上、厳重に資産が保全されている
* 日々の価格変動に振り回されにくい
* 手数料が安い
* リアルタイムで価格を確認できる
* 分配金を自由に使える
デメリット* 手数料が高い場合がある
* 購入時・売却時に手数料がかかる場合がある
* リアルタイムで価格を確認できない
* 分配金を自由に使うことができない
* 自動積立に対応している証券会社が少ない
* 分配金を自分で再投資する必要がある
* 日々の価格変動に振り回されてしまうことがある

高配当株投資でおすすめのETF銘柄

高配当株投資にETFがおすすめな理由がわかったところで、具体的にどんなETF銘柄があるのか、いくつかご紹介しましょう。

高配当株ETFは、アメリカの市場に上場しているものが多く、代表的な銘柄としては、以下のようなものがあります。

  • SPYD (SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF):S&P 500 指数の中で配当利回りの高い上位80銘柄に投資するETF。
  • HDV (iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF):S&P 米国高配当利回り指数に連動するETF。
  • VYM (バンガード 米国高配当株式 ETF):FTSE ハイディビデンド・イールド指数に連動するETF。

これらのETFは、いずれも高い配当利回りが期待できるだけでなく、アメリカの代表的な企業に分散投資しているため、リスクを抑えながら安定した配当金収入を得ることができます。

SPY vs 投資信託「楽天VTI」 どちらがおすすめ?

高配当株投資を始めたい初心者の方の中には、「SPYDなどの高配当株ETFと、楽天VTIのような投資信託、どちらを選べばいいのか?」と迷う方もいるかもしれません。

結論から言うと、投資初心者の方には、楽天VTIのような投資信託の方がおすすめです。

楽天VTIは、アメリカの代表的な株価指数である「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」に連動する投資信託です。この指数には、アメリカ市場に上場しているほぼ全ての株式が含まれているため、SPYDなどの高配当株ETFよりもさらに分散投資効果が高く、リスクを抑えることができます。

また、楽天VTIは、ネット証券大手の楽天証券で購入できるため、手数料が安く、少額から投資しやすいのも魅力です。

一方、SPYDなどの高配当株ETFは、配当利回りが高い分、値動きが激しくなる傾向があります。そのため、投資初心者の方がいきなり高配当株ETFに投資してしまうと、価格変動に動揺してしまい、投資を継続することが難しくなる可能性も。

まずは楽天VTIのような投資信託で投資の基礎を学び、慣れてきたらSPYDなどの高配当株ETFにも挑戦してみるのが良いでしょう。

まとめ|投資信託とETFの特徴を理解して、あなたに合った投資方法を選ぼう!

今回は、投資信託とETFの違い、そして高配当株投資におすすめのETF銘柄について解説しました。

投資信託とETFはどちらも魅力的な金融商品ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

投資を始める前に、これらの違いをしっかりと理解し、自分の投資スタイルや性格に合った商品を選ぶことが大切です。

ぜひこの記事を参考に、あなたにとって最適な投資方法を見つけて、資産形成を成功させてください!

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