【新NISA】予算100万円で始める高配当株投資！おすすめの9銘柄を徹底解説

2024年から始まる新NISA！高配当株投資で資産形成を始めたいけど、どんな銘柄を選べばいいか迷っていませんか？

本記事では、投資ビギナーが新NISAを活用し、予算100万円で高配当株投資を始める場合のおすすめ銘柄を9つ厳選しました。

各銘柄の事業内容、業績、配当実績、将来性などを徹底解説し、投資初心者の方にもわかりやすく紹介します。

この記事を読めば、新NISAで高配当株投資を始めるための具体的なイメージが掴め、自分に合った銘柄選びの参考になるはずです。

ぜひ最後まで読んで、新NISAで賢く資産形成を始めましょう！

新NISAとは？

新NISAは、2024年から始まった新しい少額投資非課税制度です。

従来のNISA制度が大幅に拡充され、より多くの投資家が非課税で投資できるようになります。

新NISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの投資枠から構成されます。

つみたて投資枠：毎月コツコツ積み立てたい方におすすめ！年間120万円まで積立投資が非課税でできます。
成長投資枠：まとまった資金で積極的に投資したい方におすすめ！年間240万円まで、個別株や投資信託への投資が非課税でできます。

新NISAのメリットは、なんといっても投資で得た利益が非課税になることです！

通常、株式投資で得た利益には約20％の税金がかかりますが、新NISAを利用すれば、この税金を支払う必要がありません。

つまり、新NISAを活用することで、より効率的に資産を増やすことができるのです。

なぜ高配当株投資？

数ある投資手法の中でも、高配当株投資は投資初心者の方におすすめです。その理由は以下の3点です。

安定的なインカムゲイン：高配当株は、企業の利益を株主に積極的に還元してくれるため、安定的に配当金を受け取ることができます。
企業の安定性：高配当を出し続けるためには、企業は安定した収益を上げ続ける必要があります。そのため、高配当株は比較的安定性の高い企業が多い傾向にあります。
心理的な安定：株価が下落した場合でも、配当金を受け取ることができるため、精神的な安定感を得ることができます。

高配当株投資は、コツコツと長期的に資産を増やしたい方や、安定的な収入源を確保したい方に最適な投資手法と言えるでしょう。

9銘柄選定のポイント

今回の銘柄選定では、以下の3つのポイントを重視しました。

安定性：企業規模や業績の安定性を重視し、長期間にわたって配当を出し続ける可能性が高い銘柄を選びました。
将来性：今後の成長が見込める事業を展開している銘柄を選び、長期的な視点で保有することで、配当金だけでなく株価上昇によるキャピタルゲインも期待できる銘柄を厳選しました。
分散投資：異なるセクター（業種）の銘柄を組み入れることで、リスクを分散し、ポートフォリオ全体の安定性を高めました。

これらのポイントを踏まえ、投資初心者の方でも安心して保有できる、将来性豊かな9つの高配当銘柄を選びました。

【新NISA】予算100万円で選ぶ！おすすめの9銘柄

それでは、具体的に9つの銘柄を紹介していきましょう。

大型株（6銘柄）

大型株は、時価総額が大きく、業績も安定している傾向にあるため、高配当株投資の柱としておすすめです。

企業概要：ENEOSホールディングスは、国内最大手の総合エネルギー企業です。ガソリンスタンドでお馴染みのENEOSブランドを展開するほか、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産、石油製品の精製・販売、電力・ガス事業など、幅広い事業を展開しています。
選定理由：
- エネルギーセクターの安定性：エネルギーは私たちの生活に欠かせないものであり、ENEOSは業界最大手として安定した事業基盤を築いています。
- 次世代エネルギーへの取り組み：ENEOSは、再生可能エネルギーや水素など、次世代エネルギーへの投資を積極的に行っています。将来を見据えた事業展開が期待できます。
- 比較的安い購入単価：大型株の中では比較的購入しやすい価格帯であり、投資初心者の方でも手を出しやすい銘柄と言えるでしょう。
業績：2023年3月期決算では、最終利益は前期比66.9%増と大幅な増益となりました。2024年3月期の予想も、売上高、利益面ともに過去最高となる見込みです。原油価格高騰の影響を受けて業績が好調に推移しています。
配当：ENEOSは、安定配当型の銘柄として知られており、2020年から22円の配当が続いています。2024年3月期も22円の配当を予定しており、今後も安定的な配当が期待できます。
今後の展望：エネルギー業界は、脱炭素化の流れを受けて大きな変革期を迎えています。ENEOSは、次世代エネルギーへの投資を積極的に行うことで、この変化を乗り越え、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：ENEOSは、安定した業績と配当実績に加え、次世代エネルギーへの取り組みも評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。
企業概要：旭化成は、繊維、住宅、建材、医薬品、電子材料など、幅広い分野で事業を展開する総合化学メーカーです。サランラップやヘーベルハウスなど、私たちの生活に身近な製品を数多く生み出しています。
選定理由：
- グローバルな事業展開：旭化成は、海外売上高比率が約50%と、グローバルに事業を展開しています。海外での成長を取り込むことで、収益の安定化を図っています。
- 多角的な事業ポートフォリオ：旭化成は、ヘルスケア、住宅、マテリアルという3つの事業領域を持ち、幅広い分野で事業を展開しています。特定の事業に依存しない、リスク分散型のビジネスモデルと言えるでしょう。
- 黒字転換後の成長：旭化成は、2023年3月期に海外企業買収の影響で最終赤字となりましたが、2024年3月期は黒字転換を見込んでいます。今後の業績回復に期待が持てます。
業績：2023年3月期決算では、最終利益は赤字となりましたが、売上高は過去最高を更新しました。2024年3月期の予想は、売上高は過去最高を更新し、黒字転換を見込んでいます。
配当：旭化成は、株主還元を重視する企業として知られており、2010年から一度も減配することなく、安定的に配当を出し続けています。2024年3月期も36円の配当を予定しており、今後も安定的な配当が期待できます。
今後の展望：旭化成は、成長戦略として、ヘルスケア領域の強化、住宅事業の海外展開、マテリアル事業の高付加価値化などを掲げています。これらの戦略を推進することで、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：旭化成は、グローバルな事業展開、多角的な事業ポートフォリオ、株主還元への積極的な姿勢などが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。
企業概要：アステラス製薬は、国内大手製薬会社です。移植医療、泌尿器、がん領域などを重点領域として、世界70カ国以上で事業を展開しています。
選定理由：
- 医薬品セクターの安定性：医薬品は人々の健康に欠かせないものであり、アステラス製薬は世界的な製薬会社として、安定した収益基盤を築いています。
- 将来性のある重点領域：アステラス製薬は、遺伝子治療、がん免疫、再生・組織力などの将来性のある重点領域に注力しています。これらの領域での研究開発の進展が期待されます。
- グローバル企業としての成長：アステラス製薬は、売上高の約8割を海外で上げており、グローバル企業として成長を続けています。海外市場でのさらなる成長が期待できます。
業績：2023年3月期決算では、売上高は過去最高を更新しましたが、アメリカ企業の買収に伴う費用増加により、最終利益は前期比で減益となりました。しかし、2024年3月期の予想では、売上高はさらに過去最高を更新し、増益を見込んでいます。
配当：アステラス製薬は、株主還元を重視する企業として知られており、2010年から一度も減配することなく、安定的に配当を出し続けています。2024年3月期も70円の配当を予定しており、今後も安定的な配当が期待できます。
今後の展望：アステラス製薬は、重点領域における研究開発の進展、グローバル市場でのさらなる成長、株主還元への積極的な姿勢を継続することで、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：アステラス製薬は、安定した収益基盤、将来性のある重点領域、グローバル企業としての成長性などが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。
企業概要：三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券などを傘下に持つ、国内最大手の金融グループです。銀行業務、信託業務、証券業務など、幅広い金融サービスを提供しています。
選定理由：
- 金利上昇による業績拡大：金利上昇局面では、銀行の貸出金利が上昇し、収益拡大につながると期待されます。三菱UFJフィナンシャル・グループは、国内最大手の金融グループとして、金利上昇の恩恵を大きく享受できる可能性が高いでしょう。
- デジタル化への積極的な取り組み：三菱UFJフィナンシャル・グループは、デジタル技術を活用した金融サービスの開発や業務効率化を積極的に推進しています。デジタル化による収益力向上も期待できます。
- 比較的手の出しやすい株価：3大メガバンクの中では比較的購入しやすい価格帯であり、投資初心者の方でも手を出しやすい銘柄と言えるでしょう。
業績：2023年3月期決算では、連結経常利益は前年同期比2.2倍と大幅な増益となりました。今期の最終利益の予想も過去最高となる見込みです。金利上昇や企業の業績回復を背景に、業績は好調に推移しています。
配当：三菱UFJフィナンシャル・グループは、株主還元を重視する企業として知られており、2010年から一度も減配することなく、安定的に配当を出し続けています。今期の予想は41円と、着実に増配を続けています。
今後の展望：金利上昇局面が続けば、三菱UFJフィナンシャル・グループの業績はさらに拡大すると見込まれます。また、デジタル化による収益力向上や海外事業の拡大なども、今後の成長ドライバーとなるでしょう。
投資ポイント：三菱UFJフィナンシャル・グループは、金利上昇の恩恵を大きく享受できる可能性が高い点、デジタル化への積極的な取り組み、株主還元への積極的な姿勢などが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。
企業概要：本田技研工業は、世界的な自動車メーカーであり、四輪車（乗用車、軽自動車、商用車）や二輪車の製造・販売を行っています。世界各国で事業を展開し、特にアジア市場では高いシェアを誇っています。
選定理由：
- 世界的な自動車メーカーとしての安定性：ホンダは、世界トップクラスの自動車メーカーであり、グローバルに事業を展開しています。長年にわたり培ってきたブランド力と技術力により、安定した収益基盤を築いています。
- EVシフトへの対応：ホンダは、電気自動車（EV）や燃料電池車（FCV）などの次世代自動車の開発・販売にも積極的に取り組んでいます。自動車業界の大きな変化にも柔軟に対応し、持続的な成長を目指しています。
- 二輪車事業の強み：ホンダは、二輪車事業でも世界トップクラスのシェアを誇っています。二輪車市場は、新興国を中心に今後も成長が見込まれており、ホンダの収益の柱として重要な役割を担うでしょう。
業績：2023年3月期決算では、売上高は前期比17.1%増と大幅な増益となりました。今期の予想も、売上高は過去最高を更新する見込みです。世界的な自動車需要の回復や半導体不足の解消などが業績を押し上げています。
配当：ホンダは、株主還元を重視する企業として知られており、安定的に配当を出し続けています。今期の予想は190円と、前期比で増配を見込んでいます。
今後の展望：ホンダは、EVシフトへの対応、二輪車事業のさらなる成長、新興国市場の開拓などを推進することで、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：ホンダは、世界的な自動車メーカーとしての安定性、EVシフトへの対応、二輪車事業の強みなどが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。
企業概要：日本電信電話株式会社（NTT）は、国内最大手の通信会社です。固定電話、携帯電話、インターネット接続サービスなど、幅広い通信サービスを提供しています。近年では、IOWN（Innovative Optical and Wireless Network）構想という、次世代通信ネットワークの構築にも積極的に取り組んでいます。
選定理由：
- ディフェンシブ銘柄としての安定性：通信は私たちの生活に欠かせないインフラであり、NTTは業界最大手として安定した収益基盤を築いています。景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄としても魅力的です。
- 株式分割による購入のしやすさ：NTTは、2022年10月に株式分割を実施しました。これにより、1株あたりの価格が下がり、投資初心者の方でも購入しやすくなりました。
- IOWN構想による将来性：NTTは、次世代通信ネットワーク「IOWN」の構築を推進しています。IOWNは、従来の通信ネットワークをはるかに上回る高速・大容量・低遅延を実現するものであり、社会全体のデジタル化を加速させる可能性を秘めています。
業績：2023年3月期決算では、第2四半期までの進捗は、5年平均の60.7%を下回る53.5%にとどまりました。しかし、最終利益の予想としては過去最高を更新する見込みです。
配当：NTTは、株主還元を重視する企業として知られており、2006年から13期連続で増配を続けています。今期の予想も、前期比で増配を見込んでいます。
今後の展望：NTTは、IOWN構想の推進、5G/6Gなどの次世代通信技術への対応、海外事業の拡大などを推進することで、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：NTTは、安定した収益基盤、株主還元への積極的な姿勢、IOWN構想による将来性などが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。

中型株（2銘柄）

中型株は、大型株に比べて成長性が高く、株価上昇によるキャピタルゲインを狙いやすいというメリットがあります。

企業概要：ヒューリックは、東京都心部を中心に、オフィスビル、ホテル、商業施設などの不動産賃貸事業を展開しています。高品質な物件を保有し、安定した賃貸収入を得ています。
選定理由：
- リスク回避型のビジネスモデル：ヒューリックは、賃貸収入を主たる収益源とするため、景気変動の影響を受けにくいビジネスモデルです。また、東京都心部という立地条件の良さも、安定した収益に貢献しています。
- 金利上昇への対策：ヒューリックは、保有する不動産の多くを長期固定金利で借り入れているため、金利上昇の影響を比較的受けにくくなっています。
- 魅力的な配当利回り：ヒューリックは、安定した業績を背景に、高い配当利回りを維持しています。
業績：2023年3月期決算では、売上高は前期比で減収となりましたが、最終利益は前期比で増益となりました。今期も、過去最高となる利益を見込んでいます。
配当：ヒューリックは、株主還元を重視する企業として知られており、11期連続で増配を続けています。2024年3月期も、増配を予定しています。
今後の展望：ヒューリックは、今後も東京都心部を中心に、高品質な不動産の取得・開発を継続していくと考えられます。また、ホテル事業の拡大や海外進出なども、今後の成長ドライバーとなる可能性があります。
投資ポイント：ヒューリックは、安定した収益基盤、金利上昇への対策、株主還元への積極的な姿勢などが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。
企業概要：三菱HCキャピタルは、三菱UFJリースと日立キャピタルが統合して誕生した、大手総合リース会社です。航空機、産業機械、自動車、環境エネルギーなど、幅広い分野でリース事業を展開しています。
選定理由：
- リース事業の安定性：リース事業は、景気変動の影響を受けにくい事業です。三菱HCキャピタルは、幅広い分野でリース事業を展開しており、収益の安定化を図っています。
- 高配当利回り：三菱HCキャピタルは、安定した業績を背景に、高い配当利回りを維持しています。
- 増配の継続：三菱HCキャピタルは、株主還元を重視する企業として知られており、24期連続で増配を続けています。
業績：直近の決算では、第2四半期の進捗は、計画に比べてやや遅れています。しかし、最終利益の予想としては、過去最高を更新する見込みです。
配当：三菱HCキャピタルは、安定配当と増配を組み合わせた株主還元策を採用しています。今期の予想は65円と、前期比で増配を見込んでいます。
今後の展望：三菱HCキャピタルは、国内市場におけるシェア拡大、海外事業の展開、デジタル技術を活用した事業効率化などを推進することで、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：三菱HCキャピタルは、安定した収益基盤、高い配当利回り、増配の継続などが評価できる銘柄です。長期的な視点で保有することで、配当金と株価上昇の両方を期待できるでしょう。

小型株（1銘柄）

小型株は、大型株や中型株に比べてリスクが高い一方で、成長 potential が高く、大きなリターンを狙える可能性を秘めています。

企業概要：旭ネットは、インターネット接続サービスプロバイダ（ISP）事業を主力とする企業です。マンションやアパートなどの集合住宅向けにインターネット接続サービスを提供しています。
選定理由：
- 情報通信セクターの成長性：インターネット接続サービスは、私たちの生活に欠かせないインフラとなっており、今後も需要拡大が見込まれています。旭ネットは、集合住宅向けに特化することで、安定した顧客基盤を築いています。
- 高配当利回り：旭ネットは、安定した収益を背景に、高い配当利回りを維持しています。
- 株式分割による購入のしやすさ：旭ネットは、2023年10月に株式分割を実施しました。これにより、1株あたりの価格が下がり、投資初心者の方でも購入しやすくなりました。
業績：2023年3月期決算では、売上高、利益面ともに過去最高を更新しました。今期も、過去最高となる業績を見込んでいます。
配当：旭ネットは、株主還元を重視する企業として知られており、2010年から一度も減配することなく、安定的に配当を出し続けています。今期の予想は72円と、前期比で増配を見込んでいます。
今後の展望：旭ネットは、集合住宅向けインターネット接続サービスの需要拡大、IoTや5G/6Gなどの次世代通信技術への対応、新規事業の開発などを推進することで、持続的な成長を目指していくと考えられます。
投資ポイント：旭ネットは、安定した収益基盤、高い配当利回り、株主還元への積極的な姿勢、情報通信セクターの成長性などが評価できる銘柄です。小型株であるためリスクは高めですが、長期的な視点で保有することで、大きなリターンを狙える可能性を秘めていると言えるでしょう。