楽天SCHDの必須設定完全攻略!NISA・特定口座どっち?分配金コースの落とし穴と全自動化の神設定

ナナ

こんにちは。ナナです。
このブログでは、新NISAを使った投資について基本から分かりやすく紹介していきます。
自分の未来は自分で切り開く、その一歩を一緒に踏み出しましょう!

「楽天SCHD、人気だけど設定がよくわからない…」

「NISAと特定口座、どっちで運用するのがお得なの?」

「分配金はどうやって受け取るの?再投資?受け取り?」

そんな疑問を抱えているあなたへ。この記事では、楽天SCHDの必須設定を徹底解説!NISA口座と特定口座のメリット・デメリット、分配金コース変更の注意点、そして全自動で配当金生活を実現する神設定まで、余すことなくお伝えします。この記事を読めば、楽天SCHDを最大限活用するための知識が身につき、最適な運用方法を選択できるようになります。

いますぐ楽天SCHDを始めるなら楽天証券の口座開設はこちら

1. 楽天SCHDが大躍進!ファンド概要をおさらい!

楽天SCHDは、正式名称を「楽天高配当株式米国ファンド(市販期決算型)」と言い、米国高配当ETFのSCHDに投資する投資信託です。設定後わずか26日で純資産総額300億円を突破するほどの人気を誇り、楽天証券の買付ランキング・積立ランキングでも1位を獲得しています(2024年9月時点)。

楽天SCHDの魅力

  • 米国人気ETF「SCHD」に投資可能: アメリカではVYMと肩を並べる人気ETFであるSCHDに、日本で唯一投資できる点が大きな魅力です。
  • 成長投資枠対象: 新NISAの成長投資枠で運用できるため、非課税メリットを享受できます。
  • 高配当: 安定的な配当収入を得ることが期待できます。(配当利回り:3.49% ※2024年9月時点)
  • 低い信託報酬: 年0.12%と低コストで運用できます。
  • 年4回分配金: 2月、5月、8月、11月に分配金が支払われます。

楽天SCHDの投資対象

楽天SCHDは、米国高配当ETF「SCHD」に投資します。SCHDは、S&P500構成銘柄の中から、高配当かつ財務健全性が高い銘柄を選定して投資するETFです。そのため、安定的な配当収入と長期的な資産成長の両立が期待できます。

2. 必須設定① NISAは要注意!分配金コース設定の落とし穴

楽天SCHDでは、分配金コースを「受け取り型」と「再投資型」から選択できます。受け取り型は分配金を受け取り、再投資型は分配金を自動で再投資する設定です。

NISA口座で運用する場合、この選択は非常に重要です! なぜなら、NISA口座では一度選択した分配金コースを後から変更できないからです。特定口座であれば手数料無料で変更できますが、NISA口座では変更できません。

NISA口座で分配金コースを変更したい場合

  • 積立投資の場合: 積立を停止し、新たに希望の分配金コースで積立を再開する必要があります。
  • 一括投資の場合: 売却して買い直すしかありません。しかし、売却した金額分のNISA枠が復活するのは翌年以降となり、さらに成長投資枠の上限(年間240万円)に引っかかるため、実際に枠が使えるようになるのは数年後になる可能性があります。

例えば、2024年にNISA口座で楽天SCHDを100万円分購入し、分配金コースを変更したくなった場合、売却した100万円分の枠が再び使えるようになるのは、毎年NISA枠を最大限活用したとしても2029年以降になります。これは、5年間もの非課税運用期間を失うことを意味します。

長期投資において、時間は非常に重要です。 NISA口座で楽天SCHDに投資する場合は、中長期的な投資方針をしっかりと決めた上で、分配金コースを慎重に選択しましょう。

3. 必須設定② これさえ設定すれば配当金生活全自動化!神設定とは?

配当金生活を全自動で実現したいなら、「等身分配金自動振込サービス」の設定が必須です。このサービスを利用すれば、分配金が証券口座に入金された後、無料で指定の銀行口座に振り込まれます。

等身分配金自動振込サービスのメリット

  • 全自動化: 分配金が自動で銀行口座に振り込まれるため、手間がかかりません。
  • 無料: 振込手数料は無料です。
  • 銘柄ごとの設定が可能: 分配金コースが受け取り型の投資信託の中から、自動振込を適用したい銘柄を個別に選択できます。
  • 金額条件なし: 保有金額に関わらず利用できます。

等身分配金自動振込サービスの設定方法

  1. 楽天証券にログイン
  2. 「口座情報」から「各種口座サービス」を選択
  3. 「等身分配金自動振込」を選択
  4. 銘柄一括または個別で設定

楽天銀行&マネーブリッジ利用者の注意点

楽天銀行とマネーブリッジを設定し、オートスイープも利用している場合は、等身分配金自動振込サービスで指定した銀行口座に分配金が振り込まれます。楽天銀行に分配金を振り込みたい場合は、等身分配金自動振込サービスで楽天銀行を指定する必要があります。

NISA口座での税金について

NISA口座で等身分配金自動振込サービスを利用しても、税金はかかりません。国内株式の配当金とは異なり、投資信託の分配金はNISA口座で受け取る場合非課税です。

配当金自動振込サービスとの違い

楽天証券には「配当金自動振込サービス」という似た名前のサービスがありますが、これは国内株式の配当金に対するサービスです。楽天SCHDのような投資信託の分配金を自動振込したい場合は、「等身分配金自動振込サービス」を設定する必要があります。

4. 楽天SCHD、NISA口座と特定口座、結局どっちがお得?徹底比較!

楽天SCHDをNISA口座と特定口座のどちらで運用するべきか、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

NISA口座のメリット

  • 非課税: 分配金と売却益が非課税になります。
  • 簡単: 確定申告不要で手続きが簡単です。

NISA口座のデメリット

  • 分配金コース変更不可: 一度選択した分配金コースを後から変更できません。
  • 年間投資額上限あり: 成長投資枠は年間240万円、積立投資枠は年間120万円までしか投資できません。

特定口座のメリット

  • 分配金コース変更可能: いつでも手数料無料で分配金コースを変更できます。
  • 投資額制限なし: NISA口座のような年間投資額上限はありません。
  • 二重課税調整制度の対象: 外国税分10%が控除された状態で分配金を受け取れます。確定申告不要です。

特定口座のデメリット

  • 課税対象: 分配金と売却益に課税されます(税率20.315%)。ただし、二重課税調整制度により外国税分10%が控除されます。

結論:楽天SCHDは特定口座での運用も有力な選択肢

楽天SCHDの場合、NISA口座と特定口座の税率差は実質10%しかありません。また、分配金コースを柔軟に変更できるメリットを考えると、特定口座での運用も十分に検討する価値があります。特に、将来的に分配金コースを変更する可能性がある方や、NISA枠を他の投資商品に活用したい方にとっては、特定口座が最適な選択肢となるでしょう。

5. 具体的な運用シミュレーションでさらに理解を深めよう!

ケース1:NISA口座で再投資型を選択

  • メリット:非課税で複利効果を最大限に活かせる。
  • デメリット:分配金を受け取れない。分配金コースの変更は不可。

ケース2:NISA口座で受け取り型を選択

  • メリット:非課税で分配金を受け取れる。
  • デメリット:複利効果が得られない。分配金コースの変更は不可。

ケース3:特定口座で再投資型を選択

  • メリット:複利効果を活かせる。分配金コースをいつでも変更可能。
  • デメリット:分配金に課税される(ただし、二重課税調整制度適用)。

ケース4:特定口座で受け取り型を選択

  • メリット:分配金を受け取れる。分配金コースをいつでも変更可能。
  • デメリット:複利効果が得られない。分配金に課税される(ただし、二重課税調整制度適用)。

6. まとめ:楽天SCHDを最適に運用するためのポイント

  • NISA口座 or 特定口座: 投資方針、NISA枠の状況、分配金コース変更の可能性などを考慮して選択しましょう.
  • 分配金コース: NISA口座の場合は特に慎重に選択しましょう。特定口座であれば後から変更できます。
  • 等身分配金自動振込サービス: 配当金生活を全自動化したい場合は、必ず設定しましょう。

この記事を参考に、あなたに最適な楽天SCHDの運用方法を見つけてください!

いますぐ楽天SCHDを始めるなら楽天証券の口座開設はこちら

免責事項: 本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

関連キーワード: 楽天SCHD, 楽天証券, NISA, 特定口座, 分配金, 再投資, 受け取り, 等身分配金自動振込サービス, 高配当, 投資信託, ETF, SCHD, VYM, 積立NISA, 成長投資枠, 投資戦略, 資産運用, 配当金生活, 節税, 複利効果, 米国株, 米国ETF

-NISAの基本と活用