クーポン利回りとは?計算方法と投資戦略を徹底解説

ナナ

こんにちは。ナナです。
このブログでは、新NISAを使った投資について基本から分かりやすく紹介していきます。
自分の未来は自分で切り開く、その一歩を一緒に踏み出しましょう!

債券投資をする際に「クーポン利回り(Coupon Yield)」という言葉を耳にすることがあるでしょう。
債券の収益性を評価する重要な指標ですが、具体的にどのように計算するのか、どのような投資戦略に活かせるのかを詳しく解説します。

1. クーポン利回りとは?

クーポン利回りとは、債券の額面金額に対する年間利息(クーポン)を示す指標です。
例えば、「年利5%の債券」と言われると、この5%がクーポン利回りを指します。

✅ クーポン利回りの特徴

  • 固定金利債の場合、購入後も一定の利回り
  • 市場価格が変動しても、額面に対する利率は変わらない
  • 他の利回り指標(最終利回りなど)とは異なる

クーポン利回りは、債券を額面価格で購入した場合に受け取れる利回りを示しているため、債券価格が変動する市場では、実際の投資判断においては他の指標と併用することが重要です。

2. クーポン利回りの計算方法

クーポン利回りは、以下の式で簡単に計算できます。

📝 クーポン利回りの計算式

クーポン利回り=(年間クーポン(利息)債券の額面価格)×100\text{クーポン利回り} = \left( \frac{\text{年間クーポン(利息)}}{\text{債券の額面価格}} \right) \times 100クーポン利回り=(債券の額面価格年間クーポン(利息)​)×100

📌 計算例

  • 額面100万円の債券
  • 年間クーポン(利息):5万円(年利5%)

(5万円100万円)×100=5%

したがって、この債券のクーポン利回りは**5%**となります。

しかし、債券の市場価格が変動すると、実際の利回り(最終利回り)は異なるため、購入価格によっては別の指標(実効利回りや最終利回り)を使う必要があります。

3. クーポン利回りと最終利回り(YTM)の違い

クーポン利回りと最終利回り(Yield to Maturity, YTM)は、混同されやすいですが、以下の点で違いがあります。

指標計算基準影響要因特徴
クーポン利回り額面金額クーポン(利息)のみ変動しない
最終利回り(YTM)購入価格クーポン+償還差益・損市場価格によって変動

📌 例:市場価格が変動した場合

  • 額面100万円、年5万円のクーポン(額面購入時のクーポン利回りは5%)
  • もし債券価格が110万円に上昇した場合
    → クーポン利回りは 5万円110万円×100=4.54%(利回りが低下)
  • もし債券価格が90万円に下落した場合
    → クーポン利回りは 5万円90万円×100=5.56%(利回りが上昇)

つまり、市場価格が上がると利回りが低下し、価格が下がると利回りが上がるという逆の関係になります。

4. クーポン利回りを活用した投資戦略

クーポン利回りは、以下のような投資戦略に役立ちます。

① 高クーポン債を狙う

  • クーポン利回りの高い債券は、安定した収益源となる。
  • 定期的な利息収入を得たい投資家に適している(例:退職後の収益確保)。

② 債券価格の変動を考慮して投資

  • 市場金利が上昇すると、債券価格は下落 → クーポン利回りの高い債券が魅力的
  • 市場金利が低下すると、債券価格は上昇 → クーポン利回りが低下し、新規投資には不利

③ 分散投資の一環として活用

  • 株式と比べてリスクが低い債券を組み入れることで、ポートフォリオの安定化を図る。
  • 高クーポン債と成長株の組み合わせがバランスの取れた戦略となる。

5. クーポン利回りに関する注意点

❌ ① インフレリスク

クーポン利回りは固定されているため、インフレが進むと実質的な利回りが低下する。

❌ ② 再投資リスク

クーポン(利息)が定期的に支払われるが、その資金を再投資する際に同じ利回りを確保できるとは限らない

❌ ③ デフォルトリスク

企業や国の信用力が低下すると、債券が**デフォルト(元本や利息の未払い)**になる可能性がある。

6. まとめ

  • クーポン利回りは、債券の額面に対する年間利息(クーポン)の割合を示す指標
  • 市場価格が変動してもクーポン利回りは一定だが、最終利回り(YTM)は変動する。
  • 高クーポン債は安定収益を確保できるが、市場金利の変動リスクを考慮することが重要
  • 長期投資や分散投資の一環として、債券のクーポン利回りを活用するのが有効な戦略

クーポン利回りは、債券投資をする上で基礎となる指標です。
金利の動向をチェックしながら、最適な投資判断を行いましょう。

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