2024年から始まった新NISA。
投資初心者の方にとっては、一体何から始めればいいのか、どんな商品を選べばいいのか、迷ってしまいますよね。
「投資信託って種類が多すぎて選べない…」
「リスクが怖いけど、リターンも欲しい…」
「新NISAって結局何を買えばいいの?!」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。今回は、新NISAで人生勝ち確定を狙うための、とっておきの投資戦略をご紹介します。
その戦略とはズバリ…
米国株式1本に絞って投資する ことです!
「え、米国株式だけ?!」と思われたかもしれません。
安心してください。ちゃんと根拠があります。
この記事では、なぜ米国株式1本で人生勝ち確定と言えるのか、その理由を徹底解説していきます!
さらに、具体的にどの商品を選べばいいのか、おすすめの投資信託も5つご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの投資戦略を見つけてくださいね!
なぜ新NISAで米国株式投資がおすすめなのか?
新NISAで米国株式投資がおすすめな理由は、大きく分けて2つあります。
- アメリカは今後も成長が期待できる経済大国
- 株式投資は長期的に見ると右肩上がりで成長する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アメリカは今後も成長が期待できる経済大国
アメリカは、現在世界一の経済大国です。そして、この状況は10年後、20年後も変わらないと予想されています。
その根拠となるのが、人口増加です。
下のグラフを見てください。
[アメリカの将来推計人口のグラフ(2015年~2050年)]
日本やヨーロッパ諸国では、少子高齢化が進み、人口減少が深刻な問題となっています。
しかし、アメリカは違います。
2050年まで、人口は増加し続けると予想されています。
人口が増えれば、それだけ経済活動も活発になり、国の成長に繋がります。
経済大国アメリカは、今後も成長を続ける可能性が高いと言えるでしょう。
株式投資は長期的に見ると右肩上がりで成長する
株式投資は、企業の成長に投資することです。企業は、利益を上げ、事業を拡大することで、その価値を高めていきます。
そして、企業の価値が高まれば、株価も上昇するという仕組みです。
下のグラフは、アメリカの代表的な株価指数である「S&P500」の推移を表したものです。
ご覧の通り、長期的に見ると右肩上がりで上昇していることが分かります。
もちろん、短期的な下落はありますが、企業活動は基本的に成長を前提としているため、長期的には株価は上昇していく傾向にあります。
特に、アメリカは世界をリードするイノベーションを起こし続ける国です。アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、世界的に有名な企業が数多く存在します。
これらの企業の成長は、今後もアメリカ経済を牽引し、株価の上昇に繋がっていくと考えられます。
アメリカ株の中でも「投資信託」がおすすめ!
「米国株式投資が良いのは分かったけど、具体的にどんな商品を買えばいいの?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。米国株式投資の中でも、**「投資信託」**がおすすめです。
投資信託とは、複数の株式や債券などを組み合わせた金融商品のことです。
投資信託を選ぶメリットは、以下の通りです。
- 少額から投資できる
- 分散投資でリスクを抑えられる
- 専門家が運用してくれる
特に、投資初心者の方にとっては、これらのメリットは非常に大きいでしょう。
個別株投資の場合、ある程度の資金が必要になりますし、銘柄選びや売買のタイミングなど、専門的な知識も求められます。
しかし、投資信託であれば、少額から始められますし、専門知識がなくても、プロの運用に任せられるので安心です。
投資信託を選ぶ上でのポイント:構成銘柄数とリスク・リターンの関係
投資信託を選ぶ上で、必ず知っておきたいポイントがあります。
それは、「構成銘柄数」と「リスク・リターン」の関係です。
構成銘柄数とは、その投資信託がいくつの銘柄で構成されているかを表す数字です。
- 構成銘柄数が多い投資信託は、リスクとリターンが小さくなる傾向にあります。
- 構成銘柄数が少ない投資信託は、リスクとリターンが大きくなる傾向にあります。
「リスク」とは、投資において収益の振れ幅のことを指します。
つまり、構成銘柄数が少ない投資信託は、価格の上がり下がりの波が大きくなるということです。
下のグラフを見てみましょう。
[リーマンショック以降のS&P500、TOPIX、DAXなどの株価推移を表したグラフ]
青色の線が、アメリカの代表的な株価指数である「S&P500」です。
構成銘柄数は500社と、非常に多くの企業で構成されています。
一方、オレンジ色の線は、ドイツの株価指数である「DAX」です。
構成銘柄数は30社と、S&P500に比べてかなり少ないです。
グラフを見て分かる通り、DAXの方がS&P500よりも価格の変動幅が大きく、リスクが高いことが分かります。
積み立て投資で重要なのは「リスク」ではなく「リターンの振れ幅」
一般的に「リスク」という言葉は、「危険」という意味で使われることが多いでしょう。
しかし、投資におけるリスクは、「危険度」という意味ではありません。
**リターンを得るための「振れ幅」**のことです。
そして、**積み立て投資において重要なのは、「リスク」ではなく「リターンの振れ幅」**です。
なぜなら、積み立て投資では、価格が下落した時に多く口数を買えるからです。
例えば、下のグラフの赤丸の部分で毎月一定額を積み立てていたとしましょう。
[リーマンショック以降のS&P500、TOPIX、DAXなどの株価推移を表したグラフ]
その後、株価が上昇した場合、赤丸の部分で購入した口数分、利益が大きくなります。
つまり、積み立て投資では、価格の変動幅が大きい方が有利に働くのです。
なぜ米国株式「投資信託」1本でいいのか?
ここまで、新NISAでは「米国株式投資」がおすすめであること、その中でも「投資信託」を選ぶメリットについて解説してきました。
では、なぜ数ある投資信託の中から、米国株式投資信託1本に絞ればいいのでしょうか?
その理由は、**「長期・積立・分散」**という投資の3大原則を満たしているからです。
長期投資
新NISAは、最長20年間、非課税で投資できる制度です。
長期投資は、複利効果によって資産を大きく増やす可能性を秘めています。
複利効果とは、運用で得た利益を再投資することで、雪だるま式に資産が増えていく効果のことです。
長期間投資を続けることで、この複利効果を最大限に活かすことができます。
積立投資
積み立て投資は、毎月一定額をコツコツと投資していく方法です。
一度にまとまった資金を投資するよりも、価格変動リスクを抑えながら、安定的に資産を形成できます。
また、感情に左右されずに、機械的に投資を続けられるため、投資初心者の方にもおすすめです。
分散投資
投資信託は、複数の銘柄に分散投資しているため、個別株投資に比べてリスクを抑えることができます。
さらに、米国株式投資信託であれば、世界経済を牽引するアメリカの成長を取り込むことができます。
つまり、米国株式投資信託1本で、長期・積立・分散投資の3大原則を全て満たすことができるのです。
構成銘柄数で選ぶ!おすすめの米国株式投資信託5選
では、具体的にどの米国株式投資信託を選べばいいのでしょうか?
ここでは、構成銘柄数別に、おすすめの投資信託を5つご紹介します。
構成銘柄数が多い投資信託(リスク・リターン小)
構成銘柄数が多い投資信託は、価格の変動が比較的小さく、安定的な運用を目指す方におすすめです。
1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 構成銘柄数:約1800銘柄
- 特徴:全世界の株式に投資できる、バランス型の投資信託。米国株式の比率は約60%と高く、アメリカの成長を取り込みつつ、他の国々にも分散投資することで、リスクを抑えることができます。
構成銘柄数が中程度の投資信託
2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 構成銘柄数:500銘柄
- 特徴:アメリカの代表的な株価指数である**「S&P500」に連動する投資信託**。アメリカの経済成長をダイレクトに感じたい方におすすめです。
3. 日興 ナスダック100インデックスファンド
- 構成銘柄数:100銘柄
- 特徴:アメリカのハイテク企業中心の株価指数である「ナスダック100」に連動する投資信託。GAFAMなどの巨大IT企業の成長に期待する方におすすめです。
構成銘柄数が少ない投資信託(リスク・リターン大)
構成銘柄数が少ない投資信託は、価格変動が大きく、ハイリターンを狙いたい方におすすめです。
4. 1歩先ゆく US-TEC TOP20インデックス
- 構成銘柄数:20銘柄
- 特徴:アメリカのテクノロジーセクターの中でも、特に成長が期待される上位20社に投資する投資信託。高い成長 potential を秘めていますが、その分リスクも高いため、注意が必要です。
5. トラッカーズS&P500トップ10インデックス米国株式
- 構成銘柄数:10銘柄
- 特徴:S&P500の中でも、時価総額上位10社のみに投資する投資信託。構成銘柄数が少ない分、より大きなリターンを狙えますが、リスクも高くなる点には注意が必要です。
どの投資信託を選べばいい?
5つの投資信託をご紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。
投資信託選びは、あなたの資産運用方針によって異なります。
- 安定的な運用を目指すなら、構成銘柄数が多い投資信託を選びましょう。
- より大きなリターンを狙いたいなら、構成銘柄数が少ない投資信託を選びましょう。
ただし、リスクとリターンの関係は、必ずしも比例するわけではありません。
構成銘柄数が少なくても、安定的に成長する投資信託もあれば、構成銘柄数が多くても、大きな損失が出る可能性もあります。
投資信託を選ぶ際には、その商品の内容をよく理解し、ご自身の投資方針に合っているかを判断することが重要です。
まとめ|新NISAは米国株式投資信託1本でOK!
今回は、新NISAで人生勝ち確定を狙うための投資戦略として、米国株式投資信託1本に絞ることをおすすめしました。
アメリカは、今後も経済成長が期待できる大国であり、株式投資は長期的に見ると右肩上がりで成長する傾向にあります。
そして、米国株式投資信託であれば、「長期・積立・分散」という投資の3大原則を満たしつつ、アメリカの成長を取り込むことができます。
構成銘柄数が多いものから少ないものまで、様々な投資信託があるので、ご自身の投資方針に合わせて、最適な商品を選びましょう。
新NISAは、投資初心者の方でも、長期的な資産形成を始める絶好のチャンスです。
この機会に、ぜひ米国株式投資信託で、資産運用を始めてみてはいかがでしょうか?
選ばれてNo.1