「投資信託で効率的に資産形成したいけど、どの商品を選べばいいか分からない…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。
特に、楽天証券で投資をしている方は必見です!
今回は、投資信託界の二大巨頭、「eMAXIS Slimシリーズ」 と 「楽天プラスシリーズ」 を徹底比較!
2024年最新の実質コストやパフォーマンスを分析し、楽天証券ユーザーにとって最適な選択を導き出します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの投資信託 がきっと見つかるはず。
ぜひ最後まで読み進めて、資産形成の成功へ一歩踏み出しましょう!
楽天証券ユーザー必見!eMAXIS Slimと楽天プラスシリーズ、結局どっちがいいの?
「つみたてNISA」や「iDeCo」など、資産形成の重要性がますます高まる昨今。
数ある金融機関の中でも、“投資信託の取扱数が豊富”、“ポイント還元が魅力” な 楽天証券 は、多くの投資家から支持を集めています。
そんな楽天証券で人気を二分するのが、「eMAXIS Slimシリーズ」 と 「楽天プラスシリーズ」 です。
どちらも魅力的な投資信託ですが、 “実際どちらを選べばいいのか迷ってしまう…” という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「eMAXIS Slimシリーズ」 と 「楽天プラスシリーズ」 の特徴を徹底的に比較分析!
実質コスト や パフォーマンス、ポイント還元 など、あらゆる側面から両者を比較することで、楽天証券ユーザーにとって “本当に有利な投資信託” を明らかにしていきます。
eMAXIS Slimシリーズと楽天プラスシリーズ、それぞれの基本情報をおさらい!
まずは、「eMAXIS Slimシリーズ」 と 「楽天プラスシリーズ」 の基本情報をそれぞれ確認していきましょう。
eMAXIS Slimシリーズとは?
eMAXIS Slimシリーズ は、三菱UFJ国際投信が運用する投資信託です。
「業界最低水準の手数料」 を目指しており、低コストで効率的な資産形成をしたい投資家から絶大な人気を誇ります。
<eMAXIS Slimシリーズの特徴>
- 業界最低水準の信託報酬!
- 純資産総額が大きく、価格の変動リスクが低い!
- 豊富なラインナップで、様々な投資ニーズに対応可能!
楽天プラスシリーズとは?
楽天プラスシリーズ は、楽天証券が独自に開発した投資信託です。
「楽天証券でのみ購入可能」 という点が最大の特徴で、“楽天経済圏” を活用する投資家から熱い視線を集めています。
<楽天プラスシリーズの特徴>
- 楽天証券ユーザー限定で購入可能!
- 投資信託残高に応じて楽天ポイントが貯まる!
- 信託報酬は業界最安水準!
【実質コストで比較】楽天プラスシリーズは本当にお得?
投資信託を選ぶ上で最も重要な要素の一つが “コスト” です。
特に、長期投資になればなるほど、コストの差が運用成績に大きな影響を与えるため、注意が必要です。
そこで、「eMAXIS Slimシリーズ」 と 「楽天プラスシリーズ」 の実質コストを比較してみましょう。
<投資信託におけるコストの種類>
- 信託報酬: 投資信託の運用・管理にかかる費用
- 販売手数料: 投資信託を購入する際にかかる手数料(現在では、多くの投資信託で無料)
- 信託財産留保額: 投資信託を解約する際にかかる手数料(現在では、多くの投資信託で無料)
- 売買委託手数料: 投資信託の運用会社が、銘柄の売買を証券会社に委託する際にかかる手数料
- その他費用: 監査報酬や保管費用など
一般的に、投資信託のコストとして表示されているのは “信託報酬” のみです。
しかし、実際には “隠れコスト” と呼ばれる 売買委託手数料 や その他費用 も発生します。
そのため、投資信託の実質コストを比較する際には、これらの隠れコストも考慮する必要があるのです。
【ケーススタディ】楽天S&P500 vs eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
今回は、「楽天プラスシリーズ」 の中から “楽天S&P500” を、「eMAXIS Slimシリーズ」 から “eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)” をピックアップし、実質コストを比較してみましょう。
項目 | 楽天S&P500 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
信託報酬 | 0.075% | 0.093% |
売買委託手数料 | 0.01% | 0.002% |
有価証券取引税 | 0% | 0% |
その他費用 | 0.01% | 0% |
合計費用 | 0.10% | 0.095% |
※2024年1月時点の情報です。
※楽天S&P500は、2023年10月27日の設定から2024年7月16日の決算までの263日間を365日で年率換算した数値です。
上記の結果を見ると、信託報酬だけを見ると楽天S&P500の方が低い ですが、実質コスト(合計費用)はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方がわずかに低い という結果になりました。
これは、楽天S&P500 が新規設定ファンドのため、運用規模が小さく、売買委託手数料などの隠れコストが割高になっている ことが原因と考えられます。
【ケーススタディ】楽天オルカン vs eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
続いて、「楽天プラスシリーズ」 から “楽天オルカン” を、「eMAXIS Slimシリーズ」 から “eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)” をピックアップし、実質コストを比較してみましょう。
項目 | 楽天オルカン | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
信託報酬 | 0.0561% | 0.076% |
売買委託手数料 | 0.03% | 0.006% |
有価証券取引税 | 0.08% | 0.01% |
その他費用 | 0.03% | 0.03% |
合計費用 | 0.1961% | 0.112% |
※2024年1月時点の情報です。
※楽天オルカンは、2023年10月27日の設定から2024年7月16日の決算までの263日間を365日で年率換算した数値です。
上記の結果を見ると、信託報酬は楽天オルカンの方が低い ですが、実質コスト(合計費用)はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が大幅に低い という結果になりました。
特に、楽天オルカン は 有価証券取引税 が 0.08% と高くなっている点が気になります。
これは、楽天オルカンが 新興国株式 を多く組み入れているため、売買時に高い税金が発生していることが原因です。
楽天プラスシリーズ最大の魅力!投資信託残高に応じて楽天ポイントが貯まる!
実質コスト を比較した結果、現状では eMAXIS Slimシリーズ の方が優位という結果になりました。
しかし、楽天プラスシリーズ には “楽天経済圏ユーザーなら見逃せない魅力” があります。
それは、「投資信託残高に応じて楽天ポイントが貯まる」 という点です。
楽天証券では、「投資信託ポイントプログラム」 を実施しており、楽天プラスシリーズを含む対象の投資信託に投資することで、 投資残高に応じて毎月楽天ポイントがもらえます。
<楽天プラスシリーズのポイント還元率>
- 楽天オルカン: 0.17%
- 楽天S&P500: 0.02%
- 楽天先進国株式(除く日本): 0.12%
- 楽天NASDAQ100: 0.02%
- 楽天SOXインデックス: 0.02%
例えば、楽天オルカン に 100万円 を投資している場合、毎月 170ポイント (170円相当)が貯まります。
年間で計算すると、2,040ポイント (2,040円相当)も貯まる計算です。
これは、実質的なコスト削減効果 が期待できるだけでなく、 “楽天ポイントを貯めながら資産形成ができる” という大きなメリットと言えるでしょう。
【パフォーマンスで比較】eMAXIS Slimと楽天プラスシリーズ、どちらが優位?
投資信託を選ぶ上で、コストと同じくらい重要な要素が “パフォーマンス” です。
eMAXIS Slimシリーズ と 楽天プラスシリーズ のパフォーマンスを比較し、どちらが優位なのかを見ていきましょう。
楽天S&P500 vs eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
楽天S&P500 と eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) の年初来のパフォーマンスを比較した結果、ほぼ同じ水準 で推移していることが分かりました。
2024年1月時点 での年初来パフォーマンスは、楽天S&P500が22.83%、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が22.80% と、わずかに楽天S&P500が上回っている 程度です。
楽天オルカン vs eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
楽天オルカン と eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) の年初来のパフォーマンスを比較した結果、こちらもほぼ同じ水準 で推移していることが分かりました。
2024年1月時点 での年初来パフォーマンスは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が20.16%、楽天オルカンが20.04% と、わずかにeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が上回っている 程度です。
パフォーマンス比較のまとめ
eMAXIS Slimシリーズ と 楽天プラスシリーズ のパフォーマンスを比較した結果、どちらも大きな差はなく、ほぼ互角 という結果になりました。
これは、両シリーズとも “市場平均を上回るリターン” を目指す “パッシブ運用” を採用しており、投資対象の指数もほぼ同じであることが理由と考えられます。
【まとめ】楽天証券ユーザーはeMAXIS Slimと楽天プラスシリーズ、どちらを選ぶべき?
ここまで、eMAXIS Slimシリーズ と 楽天プラスシリーズ について、様々な角度から比較してきました。
最後に、楽天証券ユーザーがどちらの投資信託を選ぶべきなのか、改めてまとめます。
楽天証券ユーザーがeMAXIS Slimシリーズを選ぶべきケース
- 楽天ポイントよりも、とにかくコストを抑えたい方
- 長期投資で、着実に資産形成を目指したい方
- 新興国株式への投資比率を抑えたい方
eMAXIS Slimシリーズ は、業界最低水準の信託報酬を誇り、長期投資に最適です。
また、新興国株式への投資比率が低いため、リスクを抑えて安定的なリターンを目指したい方にもおすすめです。
楽天証券ユーザーが楽天プラスシリーズを選ぶべきケース
- 楽天ポイントを貯めながら、投資を楽しみたい方
- 楽天経済圏をフル活用して、お得に資産形成したい方
- 長期投資を前提に、多少のリスクは許容できる方
楽天プラスシリーズ は、投資信託残高に応じて楽天ポイントが貯まるため、 “楽天経済圏ユーザー” にとって非常に魅力的な選択肢です。
また、信託報酬も業界最安水準 であり、コストパフォーマンスにも優れています。
【結論】どちらの投資信託も魅力的!最終的にはあなたの投資スタイルで選ぼう!
eMAXIS Slimシリーズ も 楽天プラスシリーズ も、それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが優れているとは一概には言えません。
最終的には、
- あなたの投資スタイル
- 投資目標
- 楽天経済圏の活用度
などを総合的に判断し、自身に最適な投資信託を選ぶことが大切です。
投資信託選びに迷ったら?ファイナンシャルプランナーに相談してみよう!
今回の記事を参考に、eMAXIS Slimシリーズ と 楽天プラスシリーズ のどちらに投資するか検討してみてください。
もし、「それでもどちらを選べばいいか迷ってしまう…」 という方は、ファイナンシャルプランナー(FP) に相談してみるのもおすすめです。
FPは、あなたの “収入” や “支出”、“資産状況”、“家族構成”、“将来設計” などをヒアリングし、あなたに最適な資産形成プラン を提案してくれます。
「自分にとって本当に有利な投資信託を知りたい」 という方は、ぜひ一度FPに相談してみてはいかがでしょうか。
ウェブでふるさと納税(受付中)【補足】投資は自己責任で!
投資信託は、預貯金とは異なり、元本が保証された金融商品ではありません。
投資する投資信託の値動きによっては、元本割れ(投資した金額を下回ること) が発生する可能性もあるため注意が必要です。
投資信託への投資は、あくまでも自己責任 で行うようにしましょう。