【2024年最新】新NISA 証券会社変更完全ガイド|損しない変更方法&期限、おすすめ証券会社も!

ナナ

こんにちは。ナナです。
このブログでは、新NISAを使った投資について基本から分かりやすく紹介していきます。
自分の未来は自分で切り開く、その一歩を一緒に踏み出しましょう!

2024年から始まった新NISA。

投資枠の拡大や非課税期間の無期限化など、投資家にとって非常に魅力的な制度改正が行われました。

新NISAを始めるにあたって、どの証券会社で口座を開設するか、あるいは現在利用している証券会社から乗り換えるかは、非常に重要なポイントです。

なぜなら、証券会社によって手数料や取扱商品、ポイントプログラムなどが異なるため、自分に合った証券会社を選ぶことで、よりお得に投資を進めることができるからです。

しかし、新NISAでは制度開始後、一度でも投資を行うと、その年の間は証券会社を変更することができません。

本記事では、新NISAの証券会社変更について、制度開始前に知っておくべき重要事項を徹底解説します。

変更期限や具体的な手続き方法、おすすめ証券会社比較など、新NISAで損をしないための情報が満載です。

ぜひ最後までお読みいただき、新NISAを最大限に活用するための準備を進めましょう!

新NISAとは?制度の概要とメリットをおさらい

まずは、新NISAの概要とメリットについて、簡単に確認しておきましょう。

新NISAは、2種類の投資枠「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を組み合わせることで、より柔軟な資産運用を実現できる制度です。

つみたて投資枠

毎月コツコツ積み立てたい方におすすめの投資枠です。

年間120万円まで積立投資を行い、運用益は無期限で非課税となります。

【つみたて投資枠は一括投資vs積立投資どっちがお得?徹底解説!】

成長投資枠

まとまった資金で積極的に投資に挑戦したい方におすすめの投資枠です。

年間240万円まで、個別株や投資信託など、幅広い商品に投資できます。

こちらも運用益は無期限で非課税となります。

新NISAのメリット

新NISAには、以下のようなメリットがあります。

  • 非課税期間が無期限に!:従来のNISAでは、非課税期間が最長5年でしたが、新NISAでは無期限となります。長期投資でじっくりと資産を増やすことが可能です。
  • 投資可能期間が無期限に!:従来のNISAでは、投資可能期間が5年または10年と限られていましたが、新NISAでは無期限となります。自分のペースで、無理なく投資を続けることができます。
  • 投資枠が大幅に拡大!年間投資枠が合計360万円に拡大されます。従来のNISAと比べて、より多くの資金を非課税で運用することができます。
  • 生涯投資枠1800万円で資産形成を加速!新NISAでは、生涯で利用できる投資枠が1800万円に設定されています。長期的な視点で、計画的に資産形成を進めることが可能です。
  • 投資可能枠の再利用が可能に!:売却などで投資枠に空きが出た場合、翌年以降に再利用することができます。より効率的に非課税枠を活用できます。

新NISAの証券会社変更で絶対に知っておきたい8つの重要ルール

新NISAでは、制度開始後、一度でも投資を行うと、その年の間は証券会社を変更することができません。

そのため、どの証券会社で口座を開設するか、慎重に検討する必要があります。

証券会社変更に関する重要ルールを8つにまとめました。以下のポイントをしっかり押さえて、後悔のない選択をしましょう。

① 新NISAの証券会社は1社のみ!複数社での運用はNG

新NISA口座は、1つの証券会社でしか開設できません。

つまり、複数の証券会社で新NISA口座を運用することはできません。

例えば、以下のような使い方はできません。

  • 成長投資枠240万円をSBI証券、積立投資枠120万円を楽天証券で運用する
  • つみたて投資枠をSBI証券、成長投資枠をマネックス証券で運用する

新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を利用する場合でも、1つの証券会社で運用する必要があります。

② 証券会社変更は1年に1度のみ!

新NISA口座の証券会社は、1年に1度のみ変更することができます。

変更できる期間は、毎年10月1日から翌年9月31日までです。

③ 移管変更の締め切りは12月末ではないので要注意!実は10月~

証券会社変更の手続きは、12月末までと勘違いしている方もいるかもしれません。

しかし、実際には10月から翌年9月末までが変更期間です。

**12月になってから証券会社を変更しようとしても、手続きが間に合わない可能性があります。

**特に、年末は金融機関の窓口が混雑するため、余裕を持って手続きを進めるようにしましょう。

④ 変更したい年に投資をしたら1年間変更不可!クレカ積立は要注意

新NISA口座で一度でも投資を行ってしまうと、その年の間は証券会社を変更することができません。

これは、特にクレジットカード積立を利用している場合、注意が必要です。

クレジットカード積立は、毎月自動で投資信託を購入できる便利なサービスですが、設定を変更せずに放置しておくと、2024年1月に自動で積立が行われてしまい、その後1年間は証券会社を変更できなくなります。

⑤ 1円でも投資したら証券会社変更のタイミングは3カ月間しかない

新NISA口座で1円でも投資を行うと、証券会社変更のタイミングは、その年の10月1日から12月31日までの3カ月間に限定されます。

もしも、この期間を過ぎてしまうと、翌年まで証券会社を変更することができなくなります。

⑥ 投資した金融商品の移管はできない!投資信託保有Pも要注意

証券会社を変更する場合、NISA口座自体は移管できますが、投資した金融商品は移管できません。

例えば、楽天証券で投資信託を購入し、SBI証券に移管する場合、投資信託自体は楽天証券のNISA口座に残ったままとなります。

また、証券会社によっては、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されるサービスを提供しています。

しかし、証券会社を変更すると、これらのポイントが失効してしまう可能性があります。

⑦ 移管手続き自体は実は超簡単!

証券会社変更の手続きは、一見複雑そうに見えますが、実際には非常に簡単です。

SBI証券を例に、具体的な手続きの流れを見てみましょう。

  1. 変更前の金融機関に申し出を行う
  2. SBI証券のお申し込み書類を請求し、必要書類を送付する
  3. SBI証券から送られてきた必要書類に記入し、返送する

⑧ 移管手続きは最低1カ月はかかる!SBI証券は特に注意!

証券会社変更の手続きは、通常2~3週間程度で完了しますが、現在、SBI証券では、多くの移管申請が集中しており、1カ月以上かかる場合もあるようです。

SBI証券の公式アナウンスにも、「時間的に余裕を持ってお手続きくださいますようお願い申しあげます」と記載されています。

もしも、SBI証券への移管を検討している場合は、時間に余裕を持って手続きを進めるようにしましょう。

特に、クレジットカード積立を利用している場合は、積立が自動実行されてしまう前に手続きを完了させる必要があります。

新NISA口座の具体的な移管方法|SBI証券を例に解説

ここでは、SBI証券への移管手続きを例に、具体的な移管方法を解説します。

1. SBI証券の新規口座を開設する

まずは、SBI証券の公式サイトから、新規口座開設の手続きを行いましょう。

この時、NISA口座の金融機関変更は、お申し込みフォーム内の「NISAの選択」で「他社から乗り換える」を選択する必要があります。

総合口座開設は、ポイントサイト経由がお得です。後ほど詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

2. 元の証券会社より「勘定廃止通知書」をもらう

SBI証券の口座開設が完了したら、現在利用している証券会社に連絡し、「勘定廃止通知書」の発行を依頼しましょう。

証券会社によっては、電話やインターネットで手続きが可能な場合もあります。

なお、先ほどご紹介したように、元の証券会社でNISA口座で購入した商品は、売却するまでその会社で運用することになります。

3. SBI証券に必要な書類を返送する

SBI証券から送られてきた必要書類に記入し、以下の書類と一緒に返送しましょう。

  • 勘定廃止通知書
  • NISA口座開設届出書
  • 本人確認書類

たったこれだけで、移管手続きは完了です。

どこの証券会社がお得?最新比較まとめ

新NISAでどの証券会社を選ぶかは、今後の投資成績を左右する重要なポイントです。

ここでは、主要証券会社7社を比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

証券会社日本株/海外株手数料投資信託保有ポイントクレカ積立ポイント高金利銀行との連携
SBI証券×
楽天証券×
マネックス証券××
auカブコム証券×
松井証券×
大和コネクト証券×××
積立証券×××

【楽天証券・SBI証券のクレカ積立徹底比較!初心者はどっち?年会費無料カードも紹介】

SBI証券

  • メリット
    • 日本株・海外株の手数料が無料
    • 投資信託の保有残高に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」が魅力
    • 住信SBIネット銀行と連携することで、普通預金の金利が優遇される
  • デメリット
    • クレジットカード積立に対応していない
    • 移管手続きに時間がかかる場合がある
SBI・バンガード・S&P500

楽天証券

  • メリット
    • 日本株・海外株の手数料が無料
    • 楽天ポイントを投資に利用できる
    • 楽天銀行と連携することで、普通預金の金利が優遇される
  • デメリット
    • 投資信託の保有残高に応じたポイント付与サービスがない
    • クレジットカード積立でポイントがもらえるのは、楽天プレミアムカードのみ
選ばれてNo.1

マネックス証券

  • メリット
    • 日本株・海外株の手数料が無料
    • 米国株の取引に強みを持つ
    • iDeCoに対応している
  • デメリット
    • 投資信託の保有残高に応じたポイント付与サービスは、一部商品のみ
    • クレジットカード積立に対応していない

auカブコム証券

  • メリット
    • 日本株・海外株の手数料が無料
    • auじぶん銀行と連携することで、普通預金の金利が優遇される
    • 投資情報が充実している
  • デメリット
    • 投資信託の保有残高に応じたポイント付与サービスは、一部商品のみ
    • クレジットカード積立に対応していない
auカブコム証券

松井証券

  • メリット
    • 日本株・海外株の手数料が無料(一部条件あり)
    • 松井証券の口座開設と同時に、松井銀行の口座も開設できる
    • 投資情報が充実している
  • デメリット
    • 投資信託の保有残高に応じたポイント付与サービスは、一部商品のみ
    • クレジットカード積立に対応していない
松井証券

大和コネクト証券

  • メリット
    • クレジットカード積立でポイントがもらえる(一部カードを除く)
    • 大和証券グループの商品・サービスを利用できる
  • デメリット
    • 日本株・海外株の手数料がかかる
    • 投資信託の保有残高に応じたポイント付与サービスがない

SBI証券・楽天証券のお得な口座開設方法をご紹介

SBI証券と楽天証券は、どちらも手数料が無料で、投資信託の品揃えも豊富です。

ここでは、SBI証券と楽天証券のお得な口座開設方法をご紹介いたします。

SBI証券

SBI証券は、ポイントサイト「ハピタス」経由で口座開設するのがおすすめです。

ハピタス経由で口座開設すると、2023年11月12日時点7,000ポイントがもらえます。

さらに、SBI証券の総合口座開設SBIハイブリッド預金への入金という条件を満たすと、追加で7,500ポイントがもらえます。

合計14,500ポイントを獲得できるチャンスです!

ハピタスポイントは、現金やAmazonギフト券など、さまざまなポイントに交換することができます。

SBI証券 口座開設の手順

  1. ハピタスに登録する(無料)
  2. ハピタス内のSBI証券の広告をクリックして、SBI証券の公式サイトへアクセスする
  3. SBI証券の公式サイトで、口座開設の手続きを行う

楽天証券

楽天証券は、ポイントサイト「ハピタス」経由で口座開設するのがおすすめです。

ハピタス経由で口座開設すると、2023年11月12日時点7,500ポイントがもらえます。

さらに、新規口座開設口座開設日から60日以内に1取引完了という条件を満たすと、追加で1,000ポイントがもらえます。

合計8,500ポイントを獲得できるチャンスです!

楽天証券 口座開設の手順

  1. ハピタスに登録する(無料)
  2. ハピタス内の楽天証券の広告をクリックして、楽天証券の公式サイトへアクセスする
  3. 楽天証券の公式サイトで、口座開設の手続きを行う

まとめ|新NISAの証券会社変更は2023年中に!

2024年から始まる新NISA。投資枠の拡大や非課税期間の無期限化など、投資家にとって大きなメリットがあります。

しかし、新NISAでは制度開始後、一度でも投資を行うと、その年の間は証券会社を変更することができません。

特に、クレジットカード積立を利用している場合は、積立が自動実行されてしまう前に、証券会社変更の手続きを完了させるようにしましょう。

本記事でご紹介した情報を参考に、自分にぴったりの証券会社を選び、新NISAを最大限に活用しましょう!

-NISAの基本と活用